蘭たちの冬越し環境
年が明けても、めでたいと浮かれていられないような時代状況ですね。
さて、年末年始の間に、ようやく蘭たちの冬越し環境を準備しました。年末までは、とりあえず、冷蔵ショーケースをワーディアンケース代わりに胡蝶蘭たちだけ避難させていましたが、北側の部屋の「冬の薄暗い日陰」状態から移動させることができないので(なんせ80キロ!)、日当たりの良い南側の窓際の冬越し設備が必要だったのです。
ちょっとわかりにくいですが、向かって左側はキャスター付スチールラック、右側はホームセンターでビニール温室として売っていたもの(写真は3段ですが、もう1段分しまってあります)です。キャスター付は移動させるのが楽なので便利です。ビニール温室の方も、キャスター付の台車を入手して、それに乗せようと画策中です。
スチールラックの一番下の段は、断熱のために発泡スチロールの板を載せて、その上に段ボールを敷いて、さらにその上に反射材のつもりで銀色の台所用マット(100円均一)を敷いてあります。そのすぐ上に網棚を設置して、そこに蘭たちを置いています。
熱源は、左角にある伏せた素焼き鉢の中に、小さな素焼き鉢で受けた100ワット電球が入っています。素焼き鉢になんかかぶさっているのは、加湿のためにハンカチを水を入れた容器で濡らして巻き付けているのです。網の下に見えているピンク色の四角いものは、予備の熱源である電気あんか(40W)です。熱源は、サーモスタット(熱帯魚用300Wまで)につないで、上の段で18度に設定してあります。
スチールラックの下には、水がしたたり落ちても良いように、ビニールシート(100円均一で買ったビニール製テーブルクロス)と古いバスタオルを敷いています。
この下の段で冬を越す予定なのは、今年は、アスコセンダ、アスコセントラム、ネオスティリス、アングレカム、ポダンギス、そしてパフィオのロスです。一応、越冬温度13度以上のものを15度くらいに置きたいと思っています。
スチールラックの上の段は、胡蝶蘭とバンダが入れてあります。一応、越冬温度15度以上のものを18度くらいに置こうと思っています。
左上の青いものはミニ扇風機です。本当は、下の段にも付けた方が良いんだろうと思うのですが、今のところはこれしかないので・・・。とりあえず、常時回しています。
このスチールラック全体を、ビニールシート(ホームセンターのテーブルクロスのコーナーにあったもの)で覆っています。横と後ろの三面はつながっていますが、前面だけは別のシートになっていて、まくり上げることができます。上面は別のシートをかぶせています。夜間等気温の低いときには、前面のシートを降ろして、写真のように黒いゴムひも(自転車の荷台用のヒモ。100円均一で入手)で上中下の3カ所で留めてあります。これでそれなりに保温されます。ホントは、一日中密閉しておいて、一定の温度以上になったら換気できる装置を付けた方が温度環境は保てると思うのですが、換気方法はこれからの課題です(去年は一部隙間を空けて覆っていました)。
ちなみに、去年の冬越しは、このスチールラックにすべての蘭(シンビ等の越冬温度5度以下のクラスを除く)が入ったのですが、今年はこれ1つに収まるような状況では全くありません(増えすぎ・・・)。
スチールラックの上には、パキラ(とミニバラ、ベルフラワー)が乗っています。若干日当たりは悪いですが、まあ、パキラはこんなものでいいでしょう。
ビニール温室の方は、今のところビニールはかけていません。こちらは越冬温度10度以上のものを置いています。マスデだけで1段分は占拠しています。レストが0.5段分です。その他もろもろ。ほとんどの蘭をここに分類しています。横に引っかけてあるのは、バンダ・サンサイブルー(8度まで大丈夫と聞いた)とバスコスタイリスです。
部屋の中は、だいたい10度前後ですが、夜寒い日には10度を切ってしまいます。そこで、寒い夜は、ハイブリッド加湿器でほんの少しだけ加温加湿しています。
あとは、シンビやアスコフィネチアなど越冬温度5度以上に分類しているものたちと日本春蘭やフウランなど越冬温度0度以上に分類しているものたちは、ひきつづきベランダです。最低気温が5度を切るときには、夜だけシンビ等を部屋の中に入れます。最低気温が0度を切るときには、夜だけフウランたちも部屋の中に避難させます。でも、京都はマイナスといっても1~2度くらい、マイナス5度とかはまずないので、カヤランは出しっぱなしだったりします。結構、スパルタかしら。
これで準備完了!と思ったら、100W電球が切れてしまいました。買ってこなきゃ。でも、在宅中の夜間は良いとして、この100W電球方法は安全性に疑問がなくもないので、他の安全な方法を考えた方が良いとは思っています。
去年は、最初のうちは100W電球を裸電球状態で使っていたのですが、そうすると直接光が当たる部分が葉焼けしてしまうので、アルミホイルで半分覆ってみたりとか、直接光が当たらない方法をいろいろ工夫していました。それで、今年は素焼き鉢に入れてみたのですが、鉢底の穴から漏れる光も結構強烈なのでハンカチで塞いでいたら、ハンカチが水に濡れている間は良いのですが、すべて蒸発して乾いてしまうと高温になり過ぎるみたいで、「なんか焦げ臭いなあ~」と思ったらハンカチが焦げていました。ゆえに、より安全な方法を模索中です。
100W電球が切れたのをカバーするため、早速、予備の電気あんかで保温してみたのですが、ちっとも温度が上がりません! 40Wではパワーが足りないようです。他の方法を考えないといけないみたい。ヒヨコ電球が良いのかなあ。
まだ熱源の確保と換気方法が課題で安定運用には程遠いですが、とりあえずの冬越し支度です。
こんな過酷な環境でも、結構、つぼみや花茎が見られるので楽しみです。
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